不滅の恋 ベートーベン <short> [おうちでDVD]
試写会の状況は不明です。
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 1996/11/21
- メディア: ビデオ
満足度:★★★★☆
監督:バーナード・ローズ
出演:ゲイリー・オールドマン、イザベラ・ロッセリーニ 、ヴァレリア・ゴリノ
すれ違いはお好み設定なんですが・・・これは、切ない!!
ベートーヴェンの遺書に書いてあった「最愛の女性」。
それを探していくストーリーに最後までハラハラしながら、楽しめました。
硫黄島からの手紙 試写会 [試写会]
硫黄島からの手紙 試写会 @九段会館(2006/12/01) 募集規模:大
試写会募集数 2/2825(0.07%) 自分の応募口数 2/19(10.5%)
2口当選しました。日本武道館のプレミアに行ってみたかったなぁ。
試写会場が厳重な警備体制でびっくりしました。警備員さんが上映中に行ったり来たりするのはいかがなものかと・・・。警備が必要なのはしょうがないと思うのですが・・・、動かない警備方法を取って欲しかったです。
公式:http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
12月9日公開
満足度:★★☆☆☆
監督:クリント・イーストウッド
出演:渡辺謙、二宮和也、中村獅童、ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード
謙さんは渋くかっこ良く、二宮くんもやるせない感じが良かったと思いました。
でも、戦争の映画としては、あんまり真新しさは感じなかったな。
ほろっとくるところもあったけど。
裕木奈江さんと二宮くんが夫婦という設定に違和感を感じてしまいました。
『父親たちの星条旗』を観ていないのですが、観ていると印象が違うのかな・・・。
王の男 試写会 [試写会]
王の男 試写会 @ヤマハホール(2006/11/21) 募集規模:大
試写会募集数 2/4290(0.05%) 自分の応募口数 2/8(25.0%)
募集規模が大きかったため、2口当てることができました!
公式:http://www.kingsman.jp/
12月9日公開
満足度:★★★☆☆
監督:イ・ジュンイク
出演:カム・ウソン、イ・ジュンギ、チョン・ジニョン、カン・ソンヨン
スゴイ衣装だ!
民族衣装ってスキです・・・。
キレイだった~。
刺繍がめいっぱい施された(枕なんかにもぎっしり)豪華で色鮮やかな宮中風景は魅力でした。
しっかりとした歴史があるっていうのはステキなことですね。
芸は正直、わからない。というか、王サマが笑うのも下ネタなんだな・・・と。
そこで笑うの?と思いましたが、そこが王サマのツボだったのでしょうね。
ちょっとだけネタバレ。
この王サマの孤独感はスゴイ状況だな。
悪しき官僚達が牛耳ってて自分は王サマなのに、蚊帳の外。
妻も自分を「王」だから相手にしていて、本質を理解している訳じゃない・・・。
その孤独感を察することができるというか、共鳴できたコンギルは、王サマからすると、貴重な存在ですね。
ニヤケ顔と無邪気な顔と孤独な顔・・・。王様が印象的でした。
描写がはっきりとはわからなかったので何とも言えないんですが、きっと、二人は関係を持たなかったんじゃないかなぁ。どうなんだろう?
コンギルに母性を感じていたのかもしれないなと思いました。
チャンセンとコンギルの最後の芸のシーンは二人の絆が感じられて、いいシーンだったなと思います。
欲を言えば、もう少し、コンギルのココロの内側が感じられる描写が見たかったかな・・・。
サンキュー・スモーキング [自腹の映画たち]
サンキュー・スモーキング@日比谷シャンテシネ(2006/11/29)
試写会募集数 0/150 自分の応募口数 0/1 試写会募集規模:小
募集数が少ない試写会でした。
公式:http://www.foxjapan.com/movies/thankyouforsmoking/
公開中
満足度:★★☆☆☆
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:アーロン・エッカート、ウィリアム・H・メイシー、ケイト・ホームズ
怖いなぁ。ニコチンパッチ。
カラダにたくさん貼りつけると死んじゃうらしいです。どうやら。
ニコチンには縁がないのでびっくりしました・・・。
この日は1000円の日だったので、映画を見てきました。
個人的にはタバコはキライです・・・。
この映画では「いい」とも「悪い」とも言ってませんでしたが。
タバコの広報マンの「情報操作」のお話でした。
反対派が多数いる「もの」を売るのは難しそうです。
銃、アルコール、タバコ・・・。
難しいものを売ることにやりがいを感じる方もいるのかもしれませんが。
この映画では「ローンを払うため」だそうで。
口が達者な広報マンということで、どうやって相手をやりこめるのか、楽しみにしていたんですが、私には、「お見事!」と思えるほど、お見事には感じられなかったんです。そこが、ちょっとざんねん。もっと爽快感を味わいたかったな~。
ケイト・ホームズ、あんまし、魅力を感じなかったです・・・。
「記憶の棘」の男の子(ジョーイ・ネイラー)は良かったと思いました。
黒眼圏 (黒い眼のオペラ) [自腹の映画たち]
黒眼圏 (黒い眼のオペラ) @有楽町朝日ホール (2006/11/26) 東京FILMEX映画祭
映画祭の授賞式もありました。
満足度:★★★☆☆
監督:ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)
出演:リー・カンション、チェン・シェンチー
黒眼圏=青タンらしいです。
なんか、現代美術を見た感じかも。
私は、絵とか美術を観るのが好きで展覧会に出掛けることがあるんですが、
「現代美術」を自分なりに解釈して遊ぶ・・・(その解釈が合っているかどうかはわからないけど)というのが結構好きです。
それぞれが何を意味しているんだろう・・・とか、どういうことを言いたいんだろう・・・とか、考えるのが、そういう時の楽しみ方と似ているな・・と思いました。
肩に蛾が止まっているシーンは印象的でした。
蛾なのに、キレイに見えたな。
無意味な釣り糸(たぶんあの水溜りに魚なんていないハズ)もおもしろい。
原色の液体(ジュース?)、あれはカラダに悪そうです・・・。
敬愛なるベートーヴェン 試写会 [試写会]
敬愛なるベートーヴェン 試写会 @ヤクルトホール(2006/11/30)
募集規模:中
試写会募集数 0/900 自分の応募口数 0/5
楽しみにしていた映画だったのでラッキーでした。募集数が少ないのに2口当選。どちらもハガキで応募したのが良かったようです。
公式:http://www.daiku-movie.com/
12月9日公開
満足度:★★★☆☆
監督:アニエスカ・ホランド
出演:エド・ハリス、ダイアン・クルーガー
だいたい私の中でのベートーヴェン像でした。
ちょっと下品だったけど、チャーミングだった。
「音は聞こえない訳じゃない」けど「楽団を指揮する自信がない」と初演前に
アンナに訴えるシーンが悲しかったです。泣きそうでした。
初演シーンは圧巻。
コピストのアンナとベートーヴェンの指揮がシンクロしていく様は官能的。
ユビサキがエロいかも・・。
陶酔とか恍惚とか・・・いわばエクスタシーなのだろうし。
アンナの表情は、そういうことも意図した演出なのかな・・と思いました。
第九の「じわじわくる感じ」にやっぱり気分が高揚させられますね。
タメてタメて「ここだ!」っていう時はちょっとブルブルって痺れるかも。
コンサートみたく拍手したい気分だったなぁ・・。
「敬愛」なのか、「恋愛」なのか、「親愛」なのか・・・
はっきりと形を取らない想いが漂っている感じは、魅力です。
何かのタイミングでコロっと関係性が変わるかも・・・っていうドキドキ感が楽しいです。見ていて。
映画の雰囲気は、なんとなく『真珠の首飾りの少女』と似ていると思いました。
ちょっとネタバレかも。
ただ、二人の関係の描き方にちょっと物足りなさを感じました。
初めにすっごく反発しあって、次第にお互いの良さを認め合って・・・なら、初めの反発はもっと激しいものであってもよかったのでは、と。
アンナが割と初めから理解あるんですよね。下品とは思ってるみたいですが。やっぱり、「偉大な作曲家」という名の元にいろいろ許せちゃうという。
ベートーヴェンもアンナを難聴の自分にもたらされた「天使」だみたいなことを最初から言ってるし。
分かり合う過程というのも特に描かれることなく、なので、ちょっと盛り上がりに欠けたかな・・・と。
二人の関係を細かく描くことで、ベートーヴェンの新たな一面を見せてもらえたらもっとおもしろかったのになぁと思いました。
この映画には★4以上の満足度を期待していたので・・・ちょっとざんねん。
このあたりの物足りなさで満足度は★3かなと思いましたが、私の好みのタイプの映画でした。
本当に丁寧に観たい映画の場合、試写会で見るかどうかを躊躇する時があります。
回によっては、会場の集中力が散漫な時とかあるので。
今回も周りの方の影響でちょっと集中しきれないところがありました。
それも、しょうがないかな・・・とは思うものの、残念なので、ゆったりと環境の良い映画館でもう一度じっくり観てみたい気がします。
初演シーンをもう一度見るだけでも満足できそう♪
↑「想いが漂っている」感じが官能的と思う。
おばあちゃんの家 [おうちでDVD]
監督:イ・ジョンヒャン
出演:ユ・スンホ、キム・ウルブン、トン・ヒョヒ、ミン・ギョンフン
優しい映画だな。
この映画に感動できる自分でよかったなと思いました。
事前にストーリーは知っていて、大きなイベントが起こるわけではなく、淡々としているので、退屈するんじゃないか・・と思っていたのですが、良かったです。
泣きました。
もう、このあばあちゃんの存在だけで切なくなるもんなぁ。
ボロボロの家にヨボヨボのしわくちゃおばあちゃん。
「ひもじさ」が悲しい。
でも、悲しいけど、それって、周りから見るとそうなだけで、本人は、ありのままを受け入れているのかも。卑屈になることもなく、しっかり生きている感じがしたな。
孫に「ケンタッキーチキン」を食べたいと言われて鶏を丸ごと茹でちゃうとか、孫によかれと思ってしてあげるいろいろなことにおばあちゃんのまっすぐな気持ちが表れていて、痛いぐらいでした。
孫の望みのもの「そのもの」を与えてあげることができなくても、まっすぐな気持ちはちゃんと伝わるんだ・・・っていうのは、いいメッセージだったと思います。
大切なのは、気持ちなんだな・・・って。
雨よりせつなく <short> [おうちでDVD]
雨よりせつなく
試写会募集規模:小 試写会募集数 0/230 自分の応募口数 0/5
試写会はダメでした・・・。
満足度:★★★☆☆
監督:当摩寿史
出演:田波涼子、西島秀俊、黒坂真美
ちょっとネタバレかも。
遅刻したことを怒ったあと、謝る相手を許す時の西島さんがゼツミョウ。
こういう感じってステキかも。
くっつちゃって終わりかと思ったので、このラストの方が好印象でした。
世界でいちばん不運で幸せな私 [おうちでDVD]
世界でいちばん不運で幸せな私
試写会はだいぶ前のため不明。
公式:http://www.albatros-film.com/movie/sekai/
満足度:★★☆☆☆
監督:ヤン・サミュエル
出演:ギョーム・カネ、マリオン・コティヤール、チボー・ヴェルアーゲ、ジョゼフィーヌ・ルバ=ジョリー
すれ違いは私のお好み設定なんですけど、ここまでじゃなくっていいかも。
ほんっとに意地っぱりというか。何というか。
あんまり後味がよろしくない終わり方でした。
ハッピィに終わるんだと思ってたのにな・・・。
こういうのはシュール?ってことになるのかな。
明日へのチケット [自腹の映画たち]
明日へのチケット@シネアミューズ (2006/11/18)
試写会募集数 0/30 自分の応募口数 0/2 募集規模:小
極めて少ない募集でした。これは、ムリ・・・。
公式:http://202.218.215.237/ticket/
公開中
満足度:★★★☆☆
監督:ケン・ローチ、アッバス・キアロスタミ、エルマンノ・オルミ
出演:マーティン・コムストン、カルロ・デッレ・ピアーネ、フィリッポ・トロジャーノ
しみじみ。しみじみ。
ほのぼの、ではないかな・・・。
3話は元気のいい話だけど、1と2はなんか、「せんべい」な感じ。
(悪い意味ではないつもり。渋いってことかな。)
様々な国をまたいで移動する長距離列車って日本にはないものだから、興味深いです。
いろんな人がいて、いろんなコトバが行き交っていて。
特に、この映画では、テロ対策の為に飛行機が飛ばなくなっちゃって、いつもは飛行機を使っている人達も乗ってるから、本当にいろんな立場の人達が入り混じってるんですよね。
映画から異国情緒を感じたり、旅行に行った気分が味わえるかと思ったのですが、それは、あんまり味わえませんでした。
というのも、お話が起こるのは「列車内」なので、「景色」はあんまり出てこなかったんですよね・・・。
1話目のおじいさん教授。いいな~。
魅力的・・・と思いました。
仲良くなりたい感じ。
じっくり話を聞いてみたい~。
歳が離れていても、性別が違っていても、「ともだち」になれたらいいのにな・・・と思うことがあります。
なんか、魅力を感じる人物でした。
実際には、歳の差や男女差があると、完全に対等な「ともだち」関係になるのは難しいかなぁ。
このおじいさん教授は恋愛対象でもOKかも。
2話目の黒髪の女のコも魅力的でした。
小悪魔的な要素がある気がする・・。
成長したら、魅力的な女性になるだろうな~って思いました。
3話目は、勢いがあるお話でした。
チャンピオンズリーグ観戦のためにはるばる電車に乗って移動中の3人。
激しくクタクタのユニフォームが彼らのサポーター歴&入れ込み具合を語ってるっぽい。
移民という深刻な問題とサッカーの試合観戦(かなり前から楽しみにコツコツ貯金してきた・・・)
とを天秤にかけなきゃいけないハメになって動揺する様は、偽善とかなくて本物だったなと思いました。
たぶん、「自分の手に負えない」っていうのはホンネだし、でも「放っておけない」ってのも本当だと思うし。
結局、「サッカーファン」の絆ってスゴイんだな・・・と。スゴイ終わり方だ!
ちょっと強引?って思った部分もあるけど、ハッピィでぬくぬくした気分で終われたのはよかったな。
国が違っても「好きなもの」が「ココロ」をつないでいる・・・っていうのは、人の人のコミュニケーションについて希望の持てる終わり方だったなと思いました。
派手さはないけど、心への浸み込みかたがとても心地いい映画だったな・・と思います。