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ママン [自腹の映画たち]

ママン @テアトルタイムズスクエア(2006/07/01)
試写会募集なし・・・と思います。
大きな新しい映画館で大満足。客席の傾斜角度が結構あるけど、下の方の席だと見上げる感じになるのかな?
公開日特典で、おまけがもらえました。

公式:http://www.at-e.co.jp/maman/
公開中

満足度:★★★★☆

原作:ジョルジュ・バタイユ
監督:クリストフ・オノレ
出演:イザベル・ユペール、ルイ・ガレル

フランス映画には、答えを求めちゃいけないんだろうなって思っていて、これも、きっと内的世界にぐいぐい入っていって、ぐちゃぐちゃな状態で終わるんだろうって思っていたら、割と終わりが明確で、清々しささえ感じました。

モラルとか持ってなさそうで、息子との関係にさえ、躊躇しなそうな奔放な母親も、葛藤を抱えてたんだろうと伺えるので、そのあたりが興味深いです。息子と一緒にドロドロになるんじゃなくて、堕してみて(奔放であることやタブーを犯すことへの耐性をみていたってこと?)堕ちたところで、手を出す、って感じなのでしょうか。初めに手を出さなかったのは、良心だったりするのかな・・・。


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