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オーロラ 試写会 [試写会]

オーロラ 試写会 @一ツ橋ホール (2006/11/27)
試写会募集数 1/215(0.5%) 自分の応募口数 1/2(50%)
少数募集でしたが、当選しました。よかった♪ハガキでの応募でした。

公式:http://www.aurore.jp/
12月16日公開

満足度:★★☆☆☆
監督:ニルス・タヴェルニエ
出演:マルゴ・シャトリエ、ニコラ・ル・リッシュ

試写会に行くと、よく予告が流れていたので、気になっていました。
バレエはわからないながら、たまに見に行くので、興味津々。パリ・オペラ座が全面協力っていうのも凄そうだし。

映画は、お話の中にバレエがちょこちょこ組み込まれている感じ。
踊るのは主にオーロラなので、「ミュージカルのバレエ版」と言っちゃうとちょっと違う気がしますが、バレエの要素を組み込んで、こういうストーリーを作ったっていうのはおもしろい試みだなと思いました。

主人公のオーロラは、パリ・オペラ座バレエ学校のバレリーナだそうで、見事なダンスでした。
踊っている時は当然美しいけど、そうじゃない時のしなやかな動きも優雅でキレイ。彼女の舞台を見てみたいな・・・って思いました。

オーロラが恋する画家は、HPによると、と~っても優秀なバレエダンサーらしいのですが、ちょっとぶちゃいくだな・・・と。う~ん。すごくテクニックがあるのだとしても、スクリーンで見るには、もう少しカッコイイ人がよかったかなぁ。
オーロラの弟役の男のコはかわいかった!

ちょっとネタバレ。

舞踏会で各国の王子様がダンサーを引き連れてやって来て、自国のダンスを披露するのですが、そのダンスが「いいもの」として作ってあるのか、「イマイチ」に作ってあるのかよくわからなかったです。これは、バレエがわかる方なら評価のしようがあるのかも。
2番目のジパンゴ(たぶん日本がモチーフなんだと思う)が悪趣味だな・・・というのは感じました。石膏が塗りたくられてる女性の石膏がウネウネ動くうちに、剥がれ落ちていくんですけど、非常に陰気な感じ。日本って一体どんなイメージなんだろう・・・。
1番目の国は全身金色の筋肉隆々の女性が出てきて圧倒され(良かったと思う。)、3番目は「愛」がテーマなのかもしれないけど、何となくムッツリな感じだなと思いました。
たぶん、このダンスが王子の性格や、王子の国の雰囲気を象徴している役割があるんだろうなって思ったんですけど、イマイチ読み解けなかったかも。
オーロラはどの王子も気に入らないんですけどね・・・。

自分の国の財政がピンチで、政略結婚をするハメになることは、よくあるパターンだと思うんですが、そこで、ためらわずに「イヤ」って言っちゃうオーロラには、ちょっと好感が持てませんでした。イヤはイヤだろうけど、そうすると、国はどうなるんだろう・・・って思っちゃいました。
ためらったり、悩んだり・・・っていう描写があれば違ったんだと思うんですが、王女の割に国のことには意識がないんだな・・・って。

バレエは見応えがありましたが、同じ内容なら、やはり正直なところ、映画ではなく舞台で見たいかな・・と思います。

おとぎ話というつもりで見ようと思ってたので、安易な展開だったり、単純な展開だったりするのは、構わないと思っていたのですが、万事うまく納まる・・・っていうハッピィエンドじゃなかったんですよね・・・。
そこがなんだか、消化不良。おとぎ話なら、ハッピィエンドで終わってほしかった・・・というのが個人的な感想でした。


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