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出口のない海 試写会 [試写会]

出口のない海@イイノホール (206/08/13)GTFトーキョーシネマショー
試写会募集数 1/300 自分の応募口数 1/5 
試写会開催期間中のため、全件数は不明。

公式:http://www.deguchi-movie.jp/
9月16日公開

満足度:★★★☆☆
監督:佐々部清
出演:市川海老蔵、伊勢谷友介、上野樹里、塩谷瞬、香川照之
原作:横山秀夫

歌舞伎での海老蔵さんがスキなので、映画では、どうなのかしらん?と思ってました。
武蔵の時は、ちょっと抵抗あったので、どんな感じなのかな・・・と。

比較的大丈夫だったかも。
(ただ、ちょっと太い?太っちゃった?元から?とは、思いましたケド。)
まっすぐで、どちらかというと単細胞で、野球の才能はあるけど、割と平凡、という人物像が伝わってきました。

戦争に積極的に参加したい訳ではなく、熱い愛国心に燃えている訳でもなく、「巻き込まれてしまった」並木(海老蔵)。
フツウの青年だったんだろうな・・・。と思うと、今の時代の自分達と何が違うんだろうって思いました。

回天に乗って出撃する直前の潜水艦の中で物語が始まり、合間に過去の回想が入るという構成は分かりやすかったです。
しかし、回天とはムチャクチャな兵器ですね・・・。
燃料は片道しかなく、脱出口はなく、後退もできない、とは。
おそろしい。
潜水艦に乗り込む時に、きっと「死ぬ覚悟」をすると思うのですが、出撃は、敵艦を見かけてから、それも、同時にではなく、4人の内の誰が行くかわからない。また、故障により、自分の回天(回天は一人に一機)が動かなければ、次の人に順番が回る。
「死ぬ覚悟」なんて難しい覚悟を、何回するハメになったんだろうと思うと、苦しい思いがしました。
「戦う理由」をそれぞれで見つけただろうと思いますが、並木のそれが「回天という存在を語り継ぐため」というのが印象的でした。

登場人物達のエピソードはそれぞれ活きていたと思います。一人一人が印象に残ったな・・。
あと、久々に黒田勇樹を見かけて懐かしかった!

回天の整備士役の塩谷瞬くん。自分も野球をやっていたことから、並木を慕う役なのですが、慕う役ぶりがハマっていたと思うので、戦国時代などで、忠義心の厚い家来役とか見てみたいです。いいと思うんだよな~。きっと。

上野樹里ちゃんは、あまり登場シーンがなかったものの、爽やかで良かったです。「爽やかさ」をもたらしたってことで、映画に充分に貢献しているんだろうなと思います。

ちょっと残念なのは、海軍の白い制服姿がなかったことかな。意図的なのかな。(カッコ良さを強調したくなかったのでしょうか?)
・・・伊勢谷さんの制服姿は見たかったかも!長身だし、きっと似合うと思うんですよ~。


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