世界でいちばん不運で幸せな私 [おうちでDVD]
世界でいちばん不運で幸せな私
試写会はだいぶ前のため不明。
公式:http://www.albatros-film.com/movie/sekai/
満足度:★★☆☆☆
監督:ヤン・サミュエル
出演:ギョーム・カネ、マリオン・コティヤール、チボー・ヴェルアーゲ、ジョゼフィーヌ・ルバ=ジョリー
すれ違いは私のお好み設定なんですけど、ここまでじゃなくっていいかも。
ほんっとに意地っぱりというか。何というか。
あんまり後味がよろしくない終わり方でした。
ハッピィに終わるんだと思ってたのにな・・・。
こういうのはシュール?ってことになるのかな。
欲望 [おうちでDVD]
欲望
試写会募集規模:小
試写会募集数 1/25(4%) 自分の応募口数 1/1(100%)
鑑賞券が当たったんですが、都合が悪くて行けなくて残念。DVDで鑑賞しました。
満足度:★★★☆☆
監督: 篠原哲雄
出演: 板谷由夏、村上淳、高岡早紀
映画の中に、三島由紀夫の「春の雪」が出てくるんです。
「春の雪」は映画(妻夫木くん&竹内さん主演)を見たのですが、とてもスキでした。
で、この映画の中では「春の雪」の文章が出てくるのですが、とても美しい・・・。
今まで三島由紀夫作品をじっくりと読んだことがなかったので、もったいないことをしていた!って思いました。
この映画に触発されて、「春の雪」を読んでみました。
最近は、推理小説を読むことが多かったので、久々に細やかな表現を堪能できて大満足。
(推理小説は状況説明的な文章が多いと思うので・・・)
美しい言葉が多くて、心地よかったです。
輪廻転生というテーマも興味深く、「春の雪」に関しての評論も読んでみたいです。
この映画では、事故により、性行為が出来なくなってしまった男性と彼を愛した女性との関係が描かれていました。
お互いに愛し合っていても、カラダをつなげられない切なさが伝わってきました。
サマリア [おうちでDVD]
サマリア
試写会募集数 0/170 自分の応募口数 0/1
「弓」で見かけたハン・ヨルムがかわいかった!売春をしてるけど、あくまでもピュアなんだよ・・・って感じがお見事でした。
ヨジンは、売春がどうにも理解できなくて、相手のプロフィールなんて聞いてもムダだと思っているけど、チョヨンは楽しそうでさえあって、ちゃんと人と人とのコミュニケーションと捉えている風でした。ちゃんとヒトとして見てるっていうか。確かに、いくらお金でのこととはいえ、相手が誰だかわかんないより、ちゃんとヒトとして捉えて、コミュニケーションを楽しんだ方が罪悪感や惨めな気分は持たなくてすむのかも。
自分のカラダとヨーロッパ旅行とがイコールな感覚っていうのは、私にはなかなか理解しにくい感覚でしたが、この子にとっては寝ることもコミュニケーションを楽しむ一つの手段だったのかなぁ・・・と思いました。これが、「生活費を稼ぐため・・・」とかだったら、こんなに無垢なままではなかったのかもしれないな。
「何をやっても心は穢れない」っていう描き方は好きです。
ヨジンの性に対する潔癖さ加減は、凄く納得のいく描写でした。中高生の頃って、人にもよるんだろうけど、「綺麗なままでいたい」っていうのは願望としてあるんじゃないかと思うので。
チョヨンが亡くなった後、ヨジンはチョヨンが売春した相手と寝て、お金を返していく。チョヨンが死ぬタイミング(チョヨンが会いたがった男を病院に連れて行くために、ヨジンはその男と寝るんだけど・・)がとても印象的でした。間に合わないっていう・・・。
しっかりとした病院で、治療もしっかり施されて、清潔感もあって・・・っていうイメージだったんですが、ここでは、町中のビルの1室のような診療所で、救命治療も不十分な感じでした。
ビルの1室の診療所に血を流している瀕死の患者っていうのが、見慣れないシチュエーションだったのかも。
瀕死の状態では、救急車で運ばれて、設備の整った場所で救命治療を受ける・・・っていうシーンを見慣れているのだと思いますが、ここでは、事情によりそういう訳には行かず・・・。「現代」だと思うとなんか居たたまれない感じ。
「しっかりとした病院で死ぬ」シーンより死が身近にあるように感じました。
ラストの場面がスキです。静かで落ち着いた色彩なのに、印象が鮮やかでした。
重い映画だけど、ラストの鮮やかさで後味はスッキリ。
ベロニカは死ぬことにした <short> [おうちでDVD]
ベロニカは死ぬことにした
試写会はだいぶ前のため不明。
公式:http://kadokawa-pictures.com/veronika/
満足度:★☆☆☆☆
監督:堀江慶
出演:真木よう子、イ・ワン、風吹ジュン
原作:パウロ・コエーリョ
う~ん。ちょっとよくわかんなかった感じ。
特にトワ(真木よう子)とクロード(イ・ワン)が結びつく理由みたいなものがよく見えませんでした。
フワフワ飛んじゃうサチ(中嶋朋子)は存在感がありました。
ミルクのお値段 <short> [おうちでDVD]
春夏秋冬そして春 <short> [おうちでDVD]
Bモンキー <short> [おうちでDVD]
ヘイフラワーとキルトシュー [おうちでDVD]
ヘイフラワーとキルトシュー (2006/11/25up)
試写会は不明です。
公式:http://www.hayflower.com/
↑映画の中に出てくるレシピやインテリアチェックなど、楽しいHPでした~。
満足度:★★★☆☆
監督:カイサ・ラスティモ
出演:カトリーナ・タヴィ、ティルダ・キアンレト
カワイイ!!とにかくカワイイ!
姉妹もカワイイけど、彼女たちの住んでるおうちのインテリアもカワイイ。
スゴイな~と思うのは、柄×柄でしっくり馴染んじゃうセンスです。
私なら、絶対どこかで引き算しちゃうもんなぁ・・。
こんな、おうちに住んでみたいなぁと思いました。
あと、とっても緑がキラキラしてました。緑がキレイっていいなぁ。
で、姉妹ですが、妹的な性格、姉的な性格ってあるのかなぁ・・。
ここでの姉妹はしっかりそんな感じ。
しっかりもののお姉さんがかわいかったな。
なんか、妹はズルイな・・・って思って、同情的に見ちゃったので。
お姉さんは、ガマンしてるんですよね。常に。で、それが限界まできて爆発しちゃう。お姉さんの反乱ですね・・・。
最後は納まるところに納まってハッピィエンド。
とっても癒されました~。
パン生地セラピー楽しそう♪
(カラフルなパン生地に飛び込んだり、ちぎったり好きに扱って「赤ちゃん」に戻ることでココロを癒そうというセラピーらしいです。本当にあるのかどうかは不明・・。)
陰陽師Ⅱ [おうちでDVD]
陰陽師Ⅱ(2006/11/25up)
試写会はだいぶ前なので、不明です。
満足度:★★☆☆☆
監督:滝田洋二郎
出演:野村萬斎 、伊藤英明 、今井絵理子 、中井貴一 、深田恭子 、古手川祐子
『虹の女神』の市川くんつながりで観てみました。
前作はおもしろかった記憶(非常にあやふやだけど)があり、Ⅱはそういえば、観てなかったな~と思って。
陰陽師って魅力的な存在ですね。
やっぱり、こういう世界好きかも!
これは、夢枕獏作陰陽師シリーズを読んでみるべきかも。(何となく躊躇してましたが。)
萬斎さんの巫女姿で踊る姿がキレイでした。妖しい感じがして。
伊藤さんも博雅のキャラが似合ってるな~と思いました。
ただ、残念なのは、フカキョンかな・・。
彼女に勇ましい役はムチャだったのではという気がしました。
セリフもビミョウな感じだったし。(ちょっと、たどたどしいのではないかと。)
う~む。
演技はともかく、彼女はキライじゃないので、彼女の魅力を活かせる方向でがんばってほしいな・・と思います。
『天使』とかかわいかったし。
市川くんもビミョウだったかも。
セリフ回しにクセがあるんですかね・・。
『虹の女神』での魅力はひょっとして錯覚だったのかなぁ。
ちょっとこれは、特殊な役でしたけど。