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武士の一分 試写会 [試写会]

武士の一分 試写会@有楽町朝日ホール(2006/11/17)
募集規模:中 試写会募集数 1/2254(0.04%) 自分の応募口数 1/18(5.6%) 

公式:http://www.ichibun.jp/
12月1日公開

満足度:★★★☆☆
監督:山田洋次
出演:木村拓哉、檀れい、桃井かおり、坂東三津五郎
原作:藤沢周平

木村さんは、「カッコイイ」を完全にとっぱらわない限り、きっとキビシイことも言われてしまうんだろうと思うと大変ですね・・・。
世の中が彼にはカッコイイことを求めているような気もするので、余計にタイヘンだなと思います。
今回、下級武士、方言、盲目・・・とだいぶ、とっぱらえる要素があったように思います。武士の時代は、今の時代程、「カッコイイ」ことが重大な要素ではなかったと思うので・・。(たぶん、何よりも身分がモノを言う世界ですよね)
だから現代の設定よりも「恵まれているとは言い難い」存在を演じやすかったのかなと思いました。
視力を失った辺りのボロボロぶりはスゴかったです。

ストーリー上、ひっかかるポイントが多少。
「私怨での復讐」っていう点がどうなんだろう・・という気がします。これが「武士の一分」の様なので、ここにひっかかっちゃうといけないんでしょうね・・。確かに島田はヒドイ奴でしたが、もっと残酷でヒドイ奴だ!というエピソードを見せてもらえると納得がいったかなと思いました。

あと、奥さんが・・・たぶん、島田のところに頼みに行くのを勧められた時に、「何かある」って気づいてたんじゃないかと思ったんですよね。
親戚連中の意味あり気な視線とか見てる訳だし。
でも、新之丞に全て騙されたって言っちゃうのが、なんかズルイな・・・って。(気づいていながら行ったのと、何も知らずに騙されたのでは大きな違いがあると思うので。)

素直に見れない自分はひねくれてんのかな・・と思いつつ、ちょっと後味がスッキリしない感じでした。
私は、「たそがれ清兵衛」の方がスキかも。

笹野高史さんのとぼけた雰囲気&ブンチョウのエピソードがスキです。


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